Blog From NY

PAIRED THINGS:ROPNI HORN(ロピニ・ホーン)&KAY RYAN(ケイ・ライアン)

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アメリカで、先日発売された写真家Ropni Horn(ロプニ・ホーン)の本「Bird」。
鳥の頭の後ろ姿が対になっている写真はとても興味深いシーンがあります。私には、詩人であるKay Ryan(ケイ・ライアン)の1994年の「フラミンゴ・ウォッチング」にある「対になっているもの」の一節を思い出させました。詩と写真から生まれる想像力の限りない世界に、すこし立ち寄ってみませんか

「対になっているもの」

対になっている鳥の羽だけを見た者が
かれらが舞い降りる時に使う細い棒のようなものや
後ろ向きに曲がる方法や
彼らが立っている時のおかしな立ち方とか
をどうやって推測できようか?

そして、 砂の中の対の鳥の足跡だけを観察している者が
この対の小さな生き物達が風に乗って、
こっそり旅立ってしまったことを考えられるだろうか?
多くの対になっているものは不思議である。

誰がいったい、
広い羽を持つ失望したワタリガラスが、
飛ぶことを止めて、
地上をがに股で歩く普通のカラスになると、想像したであろうか?

“Paired Things” from Flamingo Watching © 1994 by Kay Ryan.

Bird. Photographs by Roni Horn. Steidl/Hauser & Wirth, 2008.

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