アフリカのテキスタイルの過去と現在

メトロポリタン美術館では、いくつかの現代アート作品と並んで19世紀の布、アフリカのテキスタイルアート(終わりのないデザイン)を展示しています。
スケールは違いますが、ニューヨーク大学のGrey Art Galleryでも、「布の持つ詩:アフリカのテキスタイル/最近のアート」と題された、現代のアフリカ人アーティスト達による、伝統的なテキスタイルに焦点を当てた展覧会が開催されています。
これらの展覧会は個々に企画されました。現代と昔を重ね合わせて観ることができ、双方訪れる価値があるでしょう。メトロポリタン美術館に展示されている古布は非常に珍しく貴重なもので、多くは英国博物館から借用しているものです。館長のAlisa LaGamma(アリサ・ラガマ)によれば、それらはEl Anatsui(エル・アナツイ)や他のアーティスト達の現代作品の「DNA」を含んでいるはずです。一方、Grey Art GalleryでディレクターのLynn Gumpert(リン・ガンパート)により企画された、20世紀のテキスタイルと現代アート作品は、アフリカの最新ビジュアル文化の更なる幅の広さと力強さを紹介しています。メトロポリタン美術館における2005年の「マチス:夢の布」展は、テキスタイルというものが西洋では本来の価値より評価が低い点に注目し、Gabon族(ガボン)の人々やGrebo族(グレボ)のマスクがピカソにとって重要であったように、北アフリカの布はマチスにとって重要なものであった事を提唱しています。美術館の最近の展示にはこの様な爆発的アビールは無いかもしれませんが、布を美しく魅力的なものにさせる技術や伝統を深く追求するようになっています。
リンク: “African Art, Modern and Traditional: Seductive Patterns From a Rich Palette”, Karen Rosenberg, The New York Times
写真提供: “Untitled [Olympia]” by Seydou Keïta







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